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注文住宅の屋根で悩んでいる方必見!形によって異なるメリットとデメリット

公開日:2021/09/15  最終更新日:2021/06/21


注文住宅のデザインを考えるとき、屋根をどのような形にするのかで印象が大きく変わります。またマイホームとは長い付き合いになるため、メンテンナンス性も重要な要素になるのです。代表的な屋根形状といえば、切妻屋根、片流れ屋根、寄棟屋根の3種類があります。この記事ではそれぞれの形状の特徴を確認するため、参考にしてください。

切妻屋根

切妻屋根は、ひらがなの「人」の字のような形の屋根です。日本のみならず世界中で一般的に使われている屋根形状となっています。

切妻屋根のメリット

・施工費が安い
切妻屋根はシンプルな形状で、つなぎ目が少ないのが特徴です。屋根のつなぎ目には役物という部品を取り付けますが、つなぎ目が少ない切妻屋根は、役物も少なく比較的施工費が安い傾向にあります。

・つなぎ目が少なく雨漏りの心配が少ない
屋根からの雨漏りは、雨水の排出や防水処理が困難になる複雑な形状や各接合部の防水処理が経年劣化により、損傷することが原因となって起こることが多いようです。この点、切妻屋根のシンプルな形状は、雨漏りの危険性が低い工法であるといえるでしょう。

・メンテナンスの費用が安い
雨漏りを防止するには、適切なメンテナンスが不可欠です。つなぎ目の少ない切妻屋根は、メンテナンス費用を軽減できるのも特徴となっています。

切妻屋根のデメリット

・外観に個性を出しにくい
シンプルな形状となっているために、外観に個性を出すことが難しい屋根形状です。また、家が見える方向が妻側(建物の長辺方向)の場合、のっぺりとした印象になってしまいます。機能面では申し分ない切妻屋根ですが、家をデザインする場合には、見える方向などを考慮して採用した方がよさそうです。

片流れ屋根

片流れ屋根は一方のみに傾斜している屋根形状です。シンプルモダンな住宅に採用されています。使用する材料により、屋根の勾配を自由に設定できるのも特徴です。

片流れ屋根のメリット

・外観に個性を出しやすい
片流れ屋根は見る方向によって、切妻屋根のようにも見せることもできるでしょう。また、パラペット(外周部の立ち上げ)と摩擦が低く排水効率の高い金属製の屋根材との併用で、平らな「陸屋根」のように見せることもできます。また屋根勾配によっては建物が高くなるため、迫力のある外観に仕上がるでしょう。

・屋根裏を活用しやすい
片流れの屋根形状は、勾配が同じであれば、他のどの屋根形状よりも高さを出せます。このため、屋根裏の活用がしやすいのも特徴です。ただし、屋根裏を使用する場合は、設計上の高さに制限があります。

片流れ屋根のデメリット

・施工費とメンテナンス費用がかかる
一見すると片流れ屋根は切妻屋根以上にシンプルな形状なので、施工費やメンテナンス費用は安く済むと思うかもしれません。しかし片流れ屋根は外壁の面積が多くなるため、全体的な施工費、メンテナンス費用は高くなる傾向があります。

・実は雨漏りの危険性が高い
シンプルな形状により雨漏りのリスクが少ないかと思いきや、建物が強風にさらされたとき、風の方向によっては、屋根の全面で風の抵抗を受けることになります。台風の襲来が多い地域で片流れ屋根を採用する場合は、災害に強い屋根材を採用するなどの対策をしましょう。デザイン的に個性が出しやすい一方、他の屋根形状と比較した場合には、災害に強い施工方法の採用、維持・管理の方法に注意しなければなりません。

寄棟屋根

寄棟屋根は、屋根の頂点から各方向に傾斜していく屋根形状です。そのため、どの方向からでも屋根材が見えやすくなっています。大手住宅メーカーが定める標準仕様などにも広く採用されている屋根形状です。

寄棟屋根のメリット

・切妻屋根同様、施工費が安い
切妻屋根と比べて屋根のつなぎ目は多く、雨どいは長くなるものの、外壁面積を少なくできるので経済的です。

・高さ制限のある地域に設計しやすい
寄棟屋根では、屋根の外周部分が屋根の中で一番低くなります。北側斜線制限があるなど、高さ制限が厳しい用途地域で計画する場合には、間取りや配置の自由度が一番高い屋根形状です。

・他の屋根形状に比べて、太陽光発電との相性がよい
太陽光発電を効率よく行うには、設置するソーラーパネルの方向を考えなければなりません。切妻屋根や片流れ屋根を採用した場合、陽当たりのよいとされる南面や東面にソーラーパネルを設置できるように屋根形状や間取りを考えましょう。寄棟屋根であれば「面」で考えられるため、どのような間取りでも柔軟に対応可能です。

寄棟屋根のデメリット

・間取り次第では複雑な形状になる
角が増えるごとにどんどん複雑な形状になっていきます。屋根のつなぎ目も多くなりますから、メンテナンスは計画的に行う必要があるでしょう。

・屋根裏が活用しにくい
寄棟屋根は他の屋根形状に比べて、中央部以外の屋根裏の高さがとりにくいです。登り口の場所と収納力が制限されることがあります。

 

注文住宅の打合せでは間取りや色・柄の打合せが先行し、屋根の形状を打合せすることは少ないのではないでしょうか。一から作り上げる注文住宅の醍醐味を充分に理解し、存分に楽しんで理想の住まいを実現してください。

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